Development

技術開発

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国土交通省水資源・国土保全局下水道応用研究

下水資源を用いた藻類バイオ原油生産と副産物の資源化に関する重点要素技術研究
(2022-2023年度)

一次処理水に余剰化活性汚泥可溶化液を添加した液を使い、温度、光、pHを制御しない条件での
6つのポリカルチャーでの生産量を検証

各試験タンクにおける月平均日収量は、温暖期ではなく、冬季2月に最も高い生産性をしめしました。
1-2月に日射量が多くなったことに起因すると思われます

12月培養廃水水質はろ過・凝集剤処理することで、BOD、TN及びTPは下水道法が定める計画放流基準に、SSは下水排除基準を下回ることが確認されました。

水熱液化(HTL)装置による下水資源で培養された藻類の有機物の48%がバイオ原油に変換されました

副産物として生じる水相画分は農作物の標準植物である
小松菜の発芽と生育に有用であることがわかってきました